マイヤー ファミリー ヴィンヤーズ

ストーリー

オカナガン渓谷のナラマタ地区にある家族経営の醸造元。カナダ最高峰と評されるピノノワールとシャルドネで、国内外で高評価を得る実力派ワイナリー

マイヤー・ファミリー・ヴィンヤーズは、オカナガン渓谷のナラマタ地区にある家族経営の醸造元。カナダ最高峰と評されるピノノワールとシャルドネで、国内外で高評価を得る実力派として知られる。

伝統的なフランスのブルゴーニュスタイルにフォーカスし、シャルドネとピノノワールを中心に、それぞれの畑の個性を表現するのに最適な品種を選んで小ロットで栽培。ブドウは全て手摘みで収穫し、手作業で醸造。細部に至るまで細心の注意を払い、最高品質のワインをリリースするためにあらゆる努力を重ねてワイン造りをしている。年間生産量は約8,000ケース。

醸造について

ブルゴーニュの伝統に則った最高品質のワインを造るためには、ワインは造るものではなく、育てるものだというのがマイヤーの信条で、すべてのワインは、それぞれの畑や土壌、気候、地勢、それにブドウの樹を丁寧に手入れする人の姿が反映されて完成するものと考えている。手摘みで収穫し、醸造過程においては細部にまで気を配りつつ、人手の介入を最小限に抑えながら手作業で醸造している。マイヤーのワインは、ナラマタ・ベンチに位置する1.62ヘクタールの「オールド・メイン・ロード」と、オカナガン・フォールズに位置する6.9ヘクタールの「マクリーン・クリーク・ロード」の2つの主要な自社畑で栽培。加えて、カレデンやイースト・ケロウナ地域の、情熱的で品質重視の信頼できる栽培家の協力を得て、テロワールを重視したワインのポートフォリオを充実させている。

醸造を務めるのは、国際的にワイン造りの豊富な経験を有するクリス・カーソン氏。テロワールの真の個性を表現するためには、手間をかけて丁寧にブドウの栽培をし、醸造過程ではなるべく人手の介入をするべきではない、というのが彼の醸造哲学である。

畑について

マイヤー・ファミリー・ヴィンヤーズでは、最高品質のワインを醸造するために、昔から培われてきた醸造哲学や戦略、技術を実践。すべてのワインは、土壌や気候、斜面など、それぞれの畑の特徴が反映されている。

マクリーン・クリーク・ロード・ヴィンヤード(オカナガン・フォールズ)

テイスティングルームとワインラウンジを備えた、マイヤーのホーム・ヴィンヤード。1994年に初めて植樹。沖積土と氷河堆積物で構成される、砂利と砂質のローム混じりの土壌。

栽培品種:

シャルドネ(3.5 エーカー)
ピノノワール(11 エーカー)
ゲヴェルツトラミネール(1.5エーカー)
 

オールド・メイン・ロード・ヴィンヤード(ナラマタ・ベンチ)

緩やかな北向きの段丘に位置する畑。粘土質のロームの上にシルト・ロームが重なる、沖積堆積物からなる土壌。1996年に植樹されたシャルドネ100%で構成。

栽培品種:

シャルドネ( 4 エーカー)
 

クリス・カーソン氏 (Chris Carson) - ワイン醸造家・ブドウ栽培家

ニュージーランドやカリフォルニア、モンラッシェにて、計8年間に渡る醸造経験を有する。2008年にカナダに戻ってからは、専門知識を生かしてワイン造りを手掛け、数々の受賞歴を誇っている。畑では、剪定から収穫まで一貫して自らブドウの状態を丁寧に観察。手作業で小ロットのワインを醸造している。栽培が難しいため「ハートブレイクのブドウ」と呼ばれるピノノワールを特に愛しており、2009年初旬には、マクリーン・クリーク・ロードにあるマイヤーの自社畑で、9,000本のピノノワールの新たな植樹を指揮した。ニュージーランド・カンタベリーのリンカーン大学でブドウ栽培とワイン醸造の学士号を取得。ワイン醸造・生産のすべての分野で幅広い熱意とスキルを発揮している。

生産者
クリス・カーソン氏 (Chris Carson)
- ワイン醸造家・ブドウ栽培家
クリス・カーソン氏 (Chris Carson) - ワイン醸造家・ブドウ栽培家
概要
ワインメーカー クリス・カーソン氏
生産国 カナダ
ブリティッシュ・コロンビア州
産地 オカナガン渓谷

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