ル クロ ジョルダンヌ

ストーリー

ル クロ ジョルダンヌは、カナダ企業とフランス企業の共同プロジェクトとして発足したのがはじまり。加ヴィンコア(Vincor)社と仏ブルゴーニュのファミーユ ボワセ(Famille Boisset)社が協働して、ナイアガラ地方に本格的な「ドメーヌ」(ブドウ栽培からワイン醸造まで一貫で行う醸造元)を立ち上げ、ナイアガラのジョーダン・ベンチ(Jordan Bench)という銘醸地のユニークなテロワールを表現する、最高級のブルゴーニュスタイルのシャルドネとピノノワールを造ることを目標に創業しました。

多くの熱心なファンに惜しまれつつ、2012年にプロジェクトは一旦中止となったものの、伝説的な醸造元として人気は高く、ついに、新オーナーである加アルテラ ワイン(Arterra Wines)社によって待望の復活を遂げるに至りました。創業時の畑と醸造家トーマス・バチェルダー氏を迎え、再始動後の初ヴィンテージである2017年産のシャルドネとピノノワールをリリースしました。

テロワール

ル クロ ジョルダンヌの畑は、森林と氷河時代に形成された渓谷に守られた形で位置する、ジョーダン・ベンチ内の最も特別な区画。 ナイアガラ断崖の斜面近くに自然形成された高原で、10.45ヘクタールの畑は、氷河期の堆積物で形成された肥沃な石灰岩土壌で構成されています。石灰岩を含むシルト質や粘土で構成されている氷河土壌は、濃厚な果実やミネラル感をもたらし、長期熟成可能なワインを造ることで知られています。畑には、2000年から2001年にかけて植樹したシャルドネとピノノワールが栽培されています。

「ジョーダン・ベンチのグラン・クロは特別な土地であり、ピノノワールやシャルドネの産地としては、ナイアガラ地方で最も優れた場所の一つであることは間違いない」(トーマス・バチェルダー氏)

醸造家 トーマス・バチェルダー氏

トーマス・バチェルダー氏は、ル クロ ジョルダンヌの創業当時のワインメーカーであり、冷涼産地のピノノワールとシャルドネ専門の醸造家として、カナダ国内外で活躍しています。バチェルダー氏のテロワール重視の醸造手法は、彼ならではの複雑なミネラル味を有するワインを造り出すことで知られます。人手の介入を最小限に抑えつつ、ブルゴーニュの醸造手法をニューワールドのテロワールで実践することで、国際的に高い評価を受ける素晴らしいワインをリリースしています。

生産者
醸造家: トーマス・バチェルダー
醸造家: トーマス・バチェルダー
概要
ワインメーカー トーマス・バチェルダー
生産国 カナダ
オンタリオ州
産地 ナイアガラ半島

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