バロウイング アウル シャルドネ 2018
Burrowing Owl Estate Winery - Chardonnay 2018
オカナガンならではの熟した果実の芳醇な味わいでありつつ、適度な酸味を有する、力強いフルボディのシャルドネ。
生産国 | カナダ |
---|---|
州 | ブリティッシュ・コロンビア州 |
産地 | オカナガン渓谷 |
生産者 | バロウイング アウル エステート ワイナリー |
ヴィンテージ | 2018 |
色 | 白ワイン |
品種 | シャルドネ |
Burrowing Owl Estate Winery - Chardonnay 2018
オカナガンならではの熟した果実の芳醇な味わいでありつつ、適度な酸味を有する、力強いフルボディのシャルドネ。
生産国 | カナダ |
---|---|
州 | ブリティッシュ・コロンビア州 |
産地 | オカナガン渓谷 |
生産者 | バロウイング アウル エステート ワイナリー |
ヴィンテージ | 2018 |
色 | 白ワイン |
品種 | シャルドネ |
栓 | コルク |
---|---|
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 13.5% |
商品コード | B005W00418 |
UPC | 688229001185 |
在庫 | 在庫残りわずか (11) |
ティスティング・ノート
力強いシャルドネ。爽やかな青リンゴやピーチ、マンゴー、バナナ、洋ナシのフレッシュな香りに、ナッツ、ポップコーン、バター、キャラメルのニュアンスがあいまう複雑なアロマ。フルボディでリッチ、口当たりはまろやか。バランスのとれた爽やかな酸味と、グリルしたピーチ、ネクタリン、りんご飴、パイ生地、バニラ、マシュマロの風味があいまって口内に広がる。余韻は長時間持続する。(リース・ペンダー氏 / マスター・オブ・ワイン)
ペアリング
白ワインとマッシュルームのクリームソースで煮込んだ鶏肉料理、グリルした桃をのせたメカジキのグリルなどと合わせたい。
保管方法
2025年頃までが飲み頃。
シャルドネ・デュ・モンド - 銀賞受賞
アペラシオン
BC VQA オカナガン ヴァレー
ヴィンテージ・ノート
2018年は、全体的に穏やかな栽培シーズンとなった。5月は例年より暖かく、芽吹きは早め。夏の間はやや涼しかったものの、9月と10月の好ましい気温に回復。協力的な天候のおかげで、酸味を保った高品質な果実を収穫することができた。太陽の光と熱が濃厚な果実味を生み出す一方で、夜は涼しい気温に下がるため果実の自然な酸味が保たれ、フレッシュで生き生きとした、バランスの良いワインに仕上がっている。
醸造
自社畑から手摘みで収穫・選果した果実を、空気圧式の圧搾機で全房プレス。うち44%は、圧搾前に一晩、低温浸漬。穏やかな力をかけて抽出した果汁を、15%はタンク内で、85%はフレンチオーク樽とアメリカンオーク樽内で発酵。それぞれの方法には異なるメリットがあり、綿密に温度管理されたステンレスタンク内の発酵は、生き生きとして無駄のないワインを生み出し、樽内発酵は、オークの芳醇な香りと丸みを帯びた質感をもたらしてくれる。香りと質感の複雑性をさらに高めるために、異なる酵母を使用。一部マロラクティック発酵させた後、8ヶ月間の樽熟成。さらに1年以上の瓶内熟成を経て、リリース。
樽熟成:フレンチオーク樽 80%、アメリカンオーク樽 20%(新樽47%、1年樽33%、2年樽20%)
生産者情報
バロウイングアウルは、ブリティッシュコロンビア州オカナガン南部にある家族経営のエステートワイナリー。”寒い国“カナダのイメージからは想像が難しいかもしれませんが、メキシコから伸びるソノラ砂漠の最北端にあたり、カナダで唯一の”砂漠地帯”という、最もユニークなエリアに位置しています。オソユース湖の北岸近くにある砂質の高台の南西斜面は、この地方で最も評価されているブドウ栽培エリアの一つで、カナダ屈指のワイン産地として知られます。
バロウイングアウルの創業者ジム・ワイス氏は、1993年にワイン用ブドウの栽培農家として開業。世界最高レベルのワインに負けないクオリティの、高品質のブドウの樹を厳選して植樹しました。当初は栽培のみで、ワイナリー(醸造所)を造ることは考えていなかったというジム氏ですが、ブドウ農家としてこの地域のワイン造りのポテンシャルの高さを肌で感じるとともに、自分の畑のブドウから造られたワインが次々と世間の注目を浴びて行くことに喜びを感じ、ついには自らのワイナリーを建設することを決心しました。1997年ライセンスを取得し、翌年の1998年からワイナリーの建設開始。現在は絶景を見渡すことのできるレストランとゲストハウスも併設され、オカナガンを訪れる多くのワイン愛好家を楽しませています。
カナダで最もユニークな自然環境とバロウイングアウルのワイン造り
バロウイングアウルの属する砂漠地帯は、非常に変化に富んだ環境。イメージに反して繊細な生態系を有することから、環境に敏感なバロイングアウルのチームにとっては、常にチャレンジの連続です。バロウイングアウルの畑は“総合的害虫管理”(IPM:Integrated Pest Management)と呼ばれる方法を実践し、農薬を散布することなく害虫対策をしています。例えば、100以上の鳥の巣箱と2つのコウモリの巣を設置し、鳥やコウモリによって害虫を駆除。マキバドリが春先に地面につくる巣は、農作業中に人の足や機械で踏みつけてしまわないよう細心の注意を払っています。へビが現れたら、そっと捕まえて別の場所に移動してもらっています。収穫期のブドウを食べてしまう熊や鹿などの大型動物は、彼らを傷つけないように十分配慮しつつ、柵や網などを施して果実を守っています。 バロウイングアウルは、畑の中心にあるという優位性を活かしつつ、最新鋭の技術を取り入れた醸造設備、そして伝統的なワイン造りの手法を採用して高品質なワインを造っています。完熟したブドウはポンプなどの人工的な力を極力加えず、重力を利用した設備でそっと移動させることで、本来の風味を損なわないよう丁寧に取り扱っています。地下のセラーは十分なスペースを確保しており、長期間の樽熟成も可能です。
創業者ジム・ワイス氏について
バロイングアウルの創業者ジムは、不動産業界出身のビジネスマン。ブリティッシュコロンビア州南部やウィスラー、米国オクラホマシティやデンバーといった市街地の建物を、コンドミニアムに再開発する事業に25年間携わっていました。1993年、オリバー南部で売りに出されていた手頃なブドウ畑に目を留めたことがきっかけで、結果的にここがバロウイングアウルの最初の100エーカーの畑となりました。創業当初はブドウ栽培やワイン造りについての経験や知識が乏しかったため、専門家を雇いビジネスをスタートさせました。 現在ジムはセミリタイアしており、息子のクリスにほとんどのビジネスを任せていますが、今でも創業者として妻のミッジと共にワイナリーの運営に携わっています。余暇には趣味のホッケーとジャズピアノを楽しんでいます。3人の子供たちは皆ワイン業界に従事していますが、更に4人の孫たちも将来3代目としてワインビジネスを受け継いでくれたらいいなと願っています。
まだレビューがありません