ル クロ ジョルダンヌ "グラン クロ” ピノノワール 2019
Le Clos Jordanne - 'Grand Clos' Pinot Noir 2019
ナイアガラの伝説的醸造元「ル クロ ジョルダンヌ」。ワインメーカーは、カナダを代表するブルゴーニュ品種の醸造家バチェルダー氏。オンタリオ産ピノノワールの頂点ともいえる、傑出したクオリティが魅力
生産国 | カナダ |
---|---|
州 | オンタリオ州 |
産地 | ナイアガラ半島 |
生産者 | ル クロ ジョルダンヌ |
ヴィンテージ | 2019 |
色 | 赤ワイン |
品種 | ピノ・ノワール |
Le Clos Jordanne - 'Grand Clos' Pinot Noir 2019
ナイアガラの伝説的醸造元「ル クロ ジョルダンヌ」。ワインメーカーは、カナダを代表するブルゴーニュ品種の醸造家バチェルダー氏。オンタリオ産ピノノワールの頂点ともいえる、傑出したクオリティが魅力
生産国 | カナダ |
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州 | オンタリオ州 |
産地 | ナイアガラ半島 |
生産者 | ル クロ ジョルダンヌ |
ヴィンテージ | 2019 |
色 | 赤ワイン |
品種 | ピノ・ノワール |
栓 | スクリューキャップ |
---|---|
容量 | 750ml |
アルコール度数 | 12.5% |
商品コード | A025R00119 |
UPC | 063657040140 |
在庫 | 在庫あり (40) |
ティスティング・ノート
冷涼で長い栽培シーズンとなり、最終的にはかなり熟したヴィンテージとなった2019年。畑とヴィンテージの特徴が見事に体現された1本。グラン・クロの特徴である厳格さを有しつつ、レッドフルーツやブラックフルーツの魅力的なピュアな果実味、卓越した一体感、シルクのような口当たりがあいまって、上質なピノノワールに仕上がっている。野生のラズベリーやブルーベリーに、ほんのりミントのエッジが効いた味わいが、スモークの風味も感じられる中盤からフィニッシュへと展開していく。数年以上セラーで熟成させることで、更なる向上が期待できる。
保管方法
2022-2030年が飲み頃。
アペラシオン
VQA トゥエンティ マイル ベンチ
ヴィンテージ・ノート
ナイアガラの2019年シーズンは、この地のテロワールを表現する良い年となった。涼しく雨の多い春から始まり、地域全体で約2週間育成が遅れたが、その後、遅れを取り戻すように樹の育成が加速し、開花が急速に進んだ。夏のピーク時には、暖かい晴天が続き、数回の熱波と夏の嵐が交互に到来したため、湿度が高く畑に病害の懸念が生じたが、その後はブドウの成熟に完璧な条件、湿度の低い晴天に恵まれた。晴天が続き日照時間が長いため、ブドウはしっかり熟した。秋の涼しい条件下で、ブドウを完熟するまでおいてから収穫ができ、ピュアな果実味と酸を有する果実を得ることができた。
栽培
すべて畑は、ブドウの樹の自然なバランスを保ち、そのテロワールを尊重するために、サスティナブルな農法で栽培。各区画はテロワールの特徴に従って個別に扱われ、剪定から収穫まで全て手作業で実施。栽培シーズンが始まると、まずシングル・ギュイヨ方式で剪定し、枝を結実ワイヤーに巻き付ける。芽吹きを迎えると、風通しを良くし、厳選した果実に集中させるために、横枝や肩枝を取り除きながら、1本1本手作業で枝の位置を整える。ブドウの実が色づく直前には、日光を当て風通しを良くするために、つるの東側の葉(雨が多く湿度の高い年には、東西両側の葉)を除去。こうすることで、ブドウの実の健全な成熟を促し、病気の発生を防ぐことができる。ヴェレゾン(実の色づく時期)中期に、収量が多すると判断した場合や、病害の懸念がある場合は、グリーンハーベスト(房の間引き)を実施。ヴェレゾン後、収穫まで鳥の被害からブドウを守るため、一部の区画にはネットを設置。土壌管理に関しては、自然な環境で微生物を育成し、維持することを目標としている。1列おきにあえてカバークロップを残すことで、ルート(根)システム間で競争が生まれ、表土は緩やかで通気性の良い状態を保った土壌を組成することができる。また、毎年、土壌の圧縮を最小限に抑えるため、1列おきに土を砕き(ディープリッピング)、土壌構造に空気を送り込んでいる。
2019年は、10月1日に収穫。
醸造
- 樹の仕立て法: 垣根仕立て (VSP)、 シングル&ダブル・ギュイヨ
- 植樹密度:5299本/ha (2145本/Ac)
- VQAサブアペラシオン トゥエンティ・マイル・ベンチ
- 収量: 2 T/Ac
- アルコール: 12.4 %
- pH: 3.6
- 残糖度: 1 g/L
- 総酸性: 5.7 g/L (酒石酸として)
- 澱引き: 20ヶ月間の樽熟成の後、樽からタンクへ移動の際に1回実施
収穫した果実をワイナリーに持ち込む前に、風味豊かで果皮が十分に厚く、しっかり熟した、状態の良い果実であることを確認。種がほぼ完全に茶色くなっている実を選択して収穫。必要に応じてブドウの房を振動テーブルの上で手作業でさらに選果の後、完全に除梗。短時間のコールド・マセレーション(低温浸漬)の後、タンクを温めると、畑由来の天然酵母によって発酵が自然に開始。天然酵母による発酵が、最も完全で、質感の優れた複雑な味わいのワインを造ることができると確信している。発酵後、果汁が辛口になったところで、数日から1週間ほど果皮と共に保管させることで、ヴィンテージとテロワールの特徴がしっかり現れたアロマ、フィネス、複雑性をより完全に(かつ繊細に)引き出す。自然発生するマロラクティック発酵を経て、厳選されたフレンチオーク樽(通常25%新樽)で20〜22ヶ月間熟成。樽ごとのテイスティングを繰り返し、真にグラン・クロのテロワールを代表するものだけを選択。 瓶詰め後は、薫り高いアロマと口当たりをさらに発展させ、一体化させるために約6ヶ月間熟成。
樽は何度もテストを重ねて厳選した結果、ワインを支配してしまうことなく、良さを最大限に表現するフランス産を継続して使用している。オーク材は、しっかりとした木目と繊細な香りが特徴の、フランス北東部の森(アリエ、トロンセ、ジュラ、ブルゴーニュ、ヴォージュ)を選択。3年間風乾させた木で作られた樽は、主にブルゴーニュのシリュグ(ニュイ・サン・ジョルジュ)、ダルゴー・エ・ジャグル(ロマネッシュ・トラン)、トネレリー・ド・メルキュリー(メルキュリー)、ビヨン(ボーヌ)、ダミー(ムルソー)の協同組合が製造の物を使用している。
生産者情報
ル クロ ジョルダンヌは、カナダ企業とフランス企業の共同プロジェクトとして発足したのがはじまり。加ヴィンコア(Vincor)社と仏ブルゴーニュのファミーユ ボワセ(Famille Boisset)社が協働して、ナイアガラ地方に本格的な「ドメーヌ」(ブドウ栽培からワイン醸造まで一貫で行う醸造元)を立ち上げ、ナイアガラのジョーダン・ベンチ(Jordan Bench)という銘醸地のユニークなテロワールを表現する、最高級のブルゴーニュスタイルのシャルドネとピノノワールを造ることを目標に創業しました。
多くの熱心なファンに惜しまれつつ、2012年にプロジェクトは一旦中止となったものの、伝説的な醸造元として人気は高く、ついに、新オーナーである加アルテラ ワイン(Arterra Wines)社によって待望の復活を遂げるに至りました。創業時の畑と醸造家トーマス・バチェルダー氏を迎え、再始動後の初ヴィンテージである2017年産のシャルドネとピノノワールをリリースしました。
テロワール
ル クロ ジョルダンヌの畑は、森林と氷河時代に形成された渓谷に守られた形で位置する、ジョーダン・ベンチ内の最も特別な区画。 ナイアガラ断崖の斜面近くに自然形成された高原で、10.45ヘクタールの畑は、氷河期の堆積物で形成された肥沃な石灰岩土壌で構成されています。石灰岩を含むシルト質や粘土で構成されている氷河土壌は、濃厚な果実やミネラル感をもたらし、長期熟成可能なワインを造ることで知られています。畑には、2000年から2001年にかけて植樹したシャルドネとピノノワールが栽培されています。
「ジョーダン・ベンチのグラン・クロは特別な土地であり、ピノノワールやシャルドネの産地としては、ナイアガラ地方で最も優れた場所の一つであることは間違いない」(トーマス・バチェルダー氏)
醸造家 トーマス・バチェルダー氏
トーマス・バチェルダー氏は、ル クロ ジョルダンヌの創業当時のワインメーカーであり、冷涼産地のピノノワールとシャルドネ専門の醸造家として、カナダ国内外で活躍しています。バチェルダー氏のテロワール重視の醸造手法は、彼ならではの複雑なミネラル味を有するワインを造り出すことで知られます。人手の介入を最小限に抑えつつ、ブルゴーニュの醸造手法をニューワールドのテロワールで実践することで、国際的に高い評価を受ける素晴らしいワインをリリースしています。
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